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【公開終了】オンライン講座 超絶技巧「截金」で日本画を描く 講師:並木秀俊氏

※本イベントは終了しました



山種美術館では2023年7月29日(土)から9月24日(日)まで「【特別展】日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ―」を開催します。展覧会の関連イベントとして、オンライン講座を配信します。

皆様は、「截金(きりかね)」をご存じですか?
本講座では、並木秀俊氏に「截金」及び、「截金」を使った日本画の描き方や魅力について、お話しいただきます。

截金とは、金や銀の箔を、細い線や三角、四角、菱形の小片に截り、これを貼りつけて緻密な図様や文様を表したものです。日本には飛鳥時代の仏教伝来とともに大陸からもたらされ、工芸や仏画などにも使われてきた伝統的な技法です。

講座では、截金師であり日本画家でもある並木氏に、截金の歴史や、それを使った日本画の制作工程について解説・実演していただきました。並木氏は、人間国宝だった故・江里佐代子氏に截金を学び、わずか0.01ミリという究極の箔截りを体得しました。そして継承した截金の技術を元々の専門である日本画に取り入れ、新たな表現を生み出そうと日夜研究をされています。

細やかな神経と洗練された技術によって磨き上げられた截金。主に工芸や仏画の中で育まれてきたその技法と日本画の技法を融合させた、新たな表現の魅力に触れることができるチャンスです。

オンライン講座のお申し込みは9月24日(日)まで(ご視聴は10月1日(日)まで)です。期間中、繰り返し何度でもご視聴いただけます。

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講演会の概要

◆配信期間:2023年8月6日(日)14:00~10月1日(日)23:59(予定)
◆再生時間:本編 約30分
◆講師:並木秀俊氏(截金師・日本画家・東京藝術大学ゲスト講師)
◆参加費:500円
◆チケットご購入期限:~9月24日(日)23:55まで

オンライン講座のお申込・詳細はこちら▼

講師プロフィール

並木秀俊(截金師・日本画家・東京藝術大学ゲスト講師)

1979年 千葉県佐倉市生まれ。
2008年 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保学専攻保存修復(日本画)博士課程修了。同年野村美術賞受賞。
2010年 第16回天心記念茨城賞・江戸川区文化奨励賞、同年第65回春の院展 奨励賞(第66・67・69・74回)、同年第95回再興院展 奨励賞(第97・101・103回)受賞。
2011年 東京藝術大学大学院美術研究科文化財保学専攻助教(~14年)同年第66回春の院展 外務大臣賞受賞。
2012年 第27回有芽の会 法務大臣賞受賞。
2014年 平成25年度花王芸術科学財団美術に関する研究奨励賞受賞。
2018年 東京藝術大学arts & science LAB.特任准教授(~22年)。同年日本美術院特待推挙。
その他、国内外にて個展、グループ展、研究発表多数。截金と日本画を組み合わせて、独自の表現を追求。

展覧会情報

■展覧会名:【特別展】日本画に挑んだ精鋭たち ―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ―
■会  期:2023年7月29日(土)~9月24日(日)
■会  場:山種美術館 (〒150-0012東京都渋谷区広尾3-12-36)
■主  催:山種美術館、朝日新聞社
■開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
 ※今後の状況により会期・開館時間等は変更する場合がございます。
■休館日:月曜日[9/18(月)は開館、9/19(火)は休館]

展覧会の詳細はこちら▼

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山種美術館

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