5月14日(土)ライブ配信 オンライン講演会 講師の先生に聞いてみた!10の質問
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5月14日(土)ライブ配信 オンライン講演会 講師の先生に聞いてみた!10の質問

山種美術館

山種美術館では5月14日(土)にオンライン講演会「魅惑の山種コレクションー饒舌館長ベストテンー」を開催しました。

河野元昭氏(静嘉堂文庫美術館館長、東京大学名誉教授、公益財団法人山種美術財団理事)を講師に迎え、当館のコレクションからベストテンをセレクトいただき、たっぷりとお話しいただきました。

河野氏は東京大学で長年教鞭をとられ、美術専門誌『国華』の主幹も務められた、美術史研究の大家です。ご専門は日本の近世美術で、琳派から浮世絵まであらゆるジャンルの研究を手がけてこられたオールラウンダー。まるで歩く辞書のように豊富な引出しをお持ちで、「饒舌館長」の愛称で親しまれています。

今回、講演会タイトルの「ベストテン」にちなみ、10の質問を投げかけてみました。河野氏のユニークな回答をご紹介しながら、そのお人柄に迫りました。

オンライン講演会「魅惑の山種コレクション―饒舌館長ベストテン―」のご案内

日 時:ライブ配信     2022年5月14日 (土) 14:00~15:30(90分)
    アーカイブ視聴期間 2022年5月18日(水)11:00~7月10日(日)23:59
講 師:河野元昭氏(静嘉堂文庫美術館館長、東京大学名誉教授、公益財団法人山種美術財団理事)
参 加 費:1,500円
※本講演会はzoomを使用したオンラインイベントです

お申込・詳細はこちら▼


講師プロフィール

河野 元昭(こうの もとあき)
静嘉堂文庫美術館館長、東京大学名誉教授、公益財団法人山種美術財団理事

東京大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学文学部・大学院教授を経て、現在、東京大学名誉教授、静嘉堂文庫美術館館長。京都美術工芸大学元学長、國華元主幹。専門分野は日本近世絵画史。近著に『琳派 響き合う美』(思文閣出版、2015年)、『文人画 往還する美』(思文閣出版、2018年)等がある。

河野元昭氏が館長を務める静嘉堂文庫美術館は、岩﨑彌之助(三菱第二代社長)・小彌太(同第四代社長)、父子二代によるコレクションを誇り、今年10月世田谷から丸の内に移転、新たにオープンします!

また、大人気ブログ「饒舌館長」で、日々最新美術情報を発信されています!

饒舌館長・河野氏に迫る!10の質問

山種美術館は河野氏に10の質問をお願いしました。すると河野氏からは快いお返事。

「Mail拝受、お尋ねの件下記のごとく、また貴館SNS紹介の件、もちろんOK、よろしくお願い申し上げます。河野元昭」

どんな回答なのでしょうか...!?楽しみですね。早速ご紹介します。

Q1.美術に関心を持ったきっかけを教えてください。

子供のころから絵を描くのが好きで、高校では美術倶楽部に入って油絵をやっていました。しかし足元にも及ばない友達が3人いて、それで仕方なく、美術大学ではなく普通の大学に入って美術史へ( ´艸`)

Q2.山種コレクションを1つだけ貰えるとしたら、どの作品が欲しいですか?

速水御舟筆写生帖(名樹散椿や翠苔緑芝はいただいても置き場に困ります( ´艸`) 微醺を帯びながらこの写生帖のページを繰る――これこそ至福のひと時というものでしょう)

Q3.友達になれるとしたら、どの画家と友達になりたいですか?

浦上玉堂ですね。理由はいわずもがなかな( ´艸`) そして玉堂漢詩の戯訳を差し上げ、ご笑覧いただけたら、最高にうれしいですね。

Q4.今までに動物を飼ったことはありますか?

世界一かわいいネコを飼っていました。名前はタビ――今はそれこそ猫のひたいほどの庭の片隅に眠っていますが、僕のメール・アドレスのなかに生き続けています。

Q5.こどもの頃のあだ名を教えてください。

モッチャン(先日、マイブログ「饒舌館長」に子供のころ読んだ講談社版世界名作全集『宝島』の思い出をアップしました。これをアマゾンでゲットし、読み始めたら小学生のモッチャンに戻った僕は、もう止まりませんでした――と書いたところでした)

Q6.好きな芸能人を教えてください。

山口百恵(これまた最近「饒舌館長」に「石内都と山口百恵」をアップしたところです)

Q7.無人島に1つだけ持っていけるとしたら、何を持っていきますか?

名著『文人画 往還する美』 その著者は? 河野元昭とかいう人だそうです( ´艸`)

Q8.美術書以外で最近読んだおすすめの本を教えてください。

入矢義高先生の『寒山』(中国詩人選集5)

Q9.人生の最後に食べたいものはなんですか?

あまり日本酒度の高くない、しかもあまり高級じゃない日本酒

Q10.生まれ変わったら何になりたいですか?

美術史家(しかし今度は絵画史じゃなく、陶磁史を……)

※河野氏からの回答を顔文字含め原文のまま加筆せずにご紹介させて頂きました。

***

「饒舌館長」のお人柄が表れた回答ですね。講演会でも軽快なトークでお話いただくのが楽しみです。
河野氏の回答からは、アートと共にある楽しい生活が伝わってきます。美術のある豊かな人生を身をもって体現されていらっしゃるご様子が伺えますね!

饒舌館長が選ぶ山種コレクションベストテン

5月14日の講演会は、江戸時代の琳派、文人画、浮世絵から、「奥田元宋と日展の巨匠」展(4月23日~7月3日)への出品作を含む近代の東京画壇や京都画壇まで、河野元昭氏が選ぶ10作品を軽快なトークでたっぷりとお話しいただきました。
選出された10作品は山種公式Twitter、Facebook 、Instagramで順次発表しました。

饒舌館長ベストテン
① 本阿弥光悦・俵屋宗達「鹿下絵新古今集和歌巻断簡」 江戸時代
② 酒井抱一「菊小禽図」「飛雪白鷺図」         江戸時代
③ 鈴木其一「四季花鳥図」              江戸時代
④ 岩佐又兵衛「官女観菊図」<重要文化財>      江戸時代
⑤ 池大雅「指頭山水図」               延享2年(1745)
⑥ 小室翠雲「海寧観潮図」<第4回帝展出品作>    大正11年(1922)
⑦ 葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」        天保2年(1831)頃~
⑧ 歌川広重「東海道五十三次之内 蒲原」       天保4年(1833)頃~
⑨ 竹内栖鳳「班猫」<重要文化財>          大正13年(1924)
⑩ 速水御舟「名樹散椿」<重要文化財>        昭和4年(1929)


***

講演会では河野氏が選んだ山種コレクションのお好きな作品ベストテンを、たっぷりと解説いただきました。河野氏ならではの豊富な知識と幅広い視点で語られる特別解説、どうぞお楽しみください!

講演会のアーカイブ視聴配信期間は2022年5月18日(水)11:00~7月10日(日)23:59までです。期間中、何度でもご覧いただけます。ライブ配信にご参加いただけない場合でも後日ご視聴いただけます。

お申込・詳細はこちら▼

皆様のご参加をお待ちしております!

山種美術館

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山種美術館
1966(昭和41)年、日本初の日本画専門の美術館として開館。 2009(平成21)年、渋谷区広尾に移転、新美術館としてオープンしました。 創立者・山﨑種二の「美術を通じて社会、特に文化のために貢献する」という理念を受け継ぎ日本画の魅力を発信する美術館です。