秀吉も愛でた醍醐寺の桜が山種美術館に植えられた🌸ちょっとSFな美術と愛と科学のストーリー🌸
豊臣秀吉が京都の醍醐寺三宝院において「醍醐の花見」を催したのは、1598年。現在も京都屈指の桜スポットとして知られる醍醐寺には、「太閤しだれ桜」という、樹齢約170年の名木があります。
その「しだれ桜」から組織培養により増殖した苗木が、2021年11月15日に山種美術館(東京・広尾)にやってきました。植樹式も、秋晴れに祝福されて華やか。それにしても、なぜここに「太閤しだれ桜」が遠路はるばるやってきたのでしょう?ここに至るまでの、壮大な美術と愛と科学のストーリーをお伝えします。