山種美術館「太閤千代しだれ」開花情報と春を楽しむ企画のご案内
東京・渋谷区の山種美術館で今年も奥村土牛《醍醐》ゆかりの桜「太閤千代しだれ」が開花しました。 2023年3月12日、一輪の開花を確認。今後さらに開花が進み、3月中旬から下旬にかけて見ごろを迎えることが予想されます。満開が楽しみですね。
山種美術館では、「【特別展】世界遺産登録10周年記念 富士と桜 ―北斎の富士から土牛の桜まで―」(会期:2023/3/11~5/14)の開催と玄関横の桜の開花に合わせ、各種イベントを行います。この春は美術館でお花見をお楽しみください!
奥村土牛《醍醐》の桜「太閤千代しだれ」にご注目!
豊臣秀吉が「醍醐の花見」をしたことで知られる京都・総本山 醍醐寺の「太閤しだれ桜」は、樹齢約 170 年といわれる名木で、 山種美術館と縁の深い日本画家・奥村土牛が代表作 《醍醐》に描いたことから、「土牛の桜」ともよばれています。
2021年11月に、その桜を組織培養した苗木 「太閤千代しだれ」を美術館の玄関横に植樹しました。 この桜は住友林業株式会社が当館に寄贈したもので、 昨年2022年3月14日に開花し、3月21日に満開を迎えました。
「太閤千代しだれ」を当館に植樹してから初めての開花までの詳細は、昨年公開した当館 note にてご紹介しています。ぜひこちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
今年は「富士と桜」展に奥村土牛《醍醐》が出品中のため「太閤千代しだれ」と土牛《醍醐》の二つの桜を美術館で楽しめる初の機会となります!!当館にお越しの際は玄関横の桜にもご注目ください。
「太閤千代しだれ」観察日記2023
「太閤千代しだれ」2023年の観察の記録をご紹介します。
歩道沿いに咲いた花はどなたでもご覧いただけます。恵比寿・広尾エリアにお越しの際には当館へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
Cafe椿 桜の季節を楽しむオリジナル和菓子
桜の季節限定 お花見セット
美術館に植樹した奥村土牛《醍醐》ゆかりの桜の開花に合わせ、《醍醐》をモティーフにした和菓子「ひとひら(画像左)」と、うすだね 「桜狩り (画像右)」の華やかなセットをご用意します。
提供期間: 2023年3月中旬開始~2023年3月24日(金)終了(「太閤千代しだれ」の開花にあわせて販売)
※「うすだね」はもち米を加工したお菓子です。
「富士と桜」展 オリジナル和菓子のご紹介
富士山や桜を描いた展覧会出品作をモティーフに、青山の 老舗菓匠・菊家が和菓子をおつくりしました。 展示室で、日本の美が凝縮された優品の数々に触れたあとは、カフェでごゆっくりとお茶と和菓子をお楽しみください。
提供期間: 2023年3月11日(土)~5月14日(日)
価 格: お茶セット 1,150 円 / お抹茶セット 1,250 円 / テイクアウト 660 円(お持ち帰りは 2 個から承ります)
ミュージアムショップ 富士山&桜グッズ
ミュージアムショップでは本展覧会に合わせて、当館コレクションをデザインしたオリジナルグッズや、富士山や桜に関連したセレクトグッズをご用意しています。ぜひミュージアムショップにもお立ち寄りください。
SNS で参加! 「富士と桜」展にちなんだハッシュタグ企画
展覧会にちなんで桜と富士山の写真を募集します。すてきな投稿には山種美術館公式アカウントからリアクションをさせていただく場合があります。
応募期間: 2023年3月11日(土)~5月14日(日)
応募方法:
Twitter または Instagram でハッシュタグ
「#桜咲く #山種美術館 」または、「#富士山 #山種美術館 」をつけて写真を投稿すれば応募完了です。
桜の季節と富士山の世界遺産登録10周年をご一緒に盛り上げましょう♪
以上、春を楽しむイベントのご案内でした。
この春は美術館でお花見をお楽しみください!
皆様のご来館をお待ちしています。
山種美術館